コントロールセンターにボタンがない
まだ追加していないか、スクリーンタイムで制限されています。追加するには「設定」›「コントロールセンター」、制限を解除するには「設定」›「スクリーンタイム」›「コンテンツとプライバシーの制限」›「コンテンツ制限」›「画面収録」で設定します。
iPhone 5s以降のすべての機種は、アプリなし・透かしなしで自分の画面を録画できます。ただしこの機能は初期設定でオフになっているため、ほとんどの人は自分のiPhoneにはない機能だと思い込んでいます。ここでは、機能をオンにする方法、音声付きで録画する方法、うまく動かないときの直し方を紹介します。
手順のまとめ
自分の声も録音したい場合は、開始前に録画ボタンを長押しして「マイク」をオンにします。
01 ステップ1
ほとんどの人がつまずくのがこのステップです。画面録画の機能(「画面収録」)はすでにiPhoneに入っていますが、自分で追加するまでコントロールセンターには表示されません。
「設定」を開く
ホーム画面にあるグレーの「設定」アイコンをタップし、下にスクロールして「コントロールセンター」を開きます。
「画面収録」を探す
iOS 17以前では、「コントロールを追加」の一覧までスクロールして「画面収録」を探します。iOS 18以降では、「コントロールを追加」の画面で検索して探すこともできます。
緑色の「+」をタップする
「画面収録」が「含まれているコントロール」に移動します。一覧の上のほうへドラッグしておくと、コントロールセンターの上部に表示されて押しやすくなります。
追加されたことを確認する
コントロールセンターを開きます。二重丸のボタンが表示されていれば、それが画面収録のボタンです。
「設定」›「コントロールセンター」に「画面収録」が表示されない場合、機能が削除されたのではなく、ほぼ確実にスクリーンタイムで制限されています。「設定」›「スクリーンタイム」›「コンテンツとプライバシーの制限」›「コンテンツ制限」›「画面収録」と進み、「許可」に設定してください。学校や会社、家族が管理しているiPhoneでは、端末を設定した人によってこの項目がロックされていることがあります。
もう1つの可能性は、iPhoneが古すぎることです。画面収録はiOS 11で追加された機能で、iOS 11にはiPhone 5s以降が必要です。iPhone 5と5cはiOS 11に対応しておらず、画面を録画する標準の方法がありません。
02 ステップ2
ボタンをコントロールセンターに追加すれば、あとは3回タップするだけで録画できます。
録画ボタンをタップする
二重丸のボタンです。3秒のカウントダウンが始まるので、その間にコントロールセンターを閉じて、録画したい画面に移動できます。
録画が始まる
ステータスバーが赤くなるか、Face ID搭載のiPhoneでは時刻の背景が赤く表示されます。通知も含め、画面に表示されるものはすべて録画されます。気になる場合は、先に「集中モード」をオンにしておきましょう。
ステータスバーから停止する
画面上部の赤い時刻または赤いバーをタップし、表示されたダイアログで「停止」をタップします。いちばん早い方法で、どのアプリを使っていても操作できます。
コントロールセンターから停止する
もう一度コントロールセンターを開き、赤くなっている録画ボタンをタップします。どちらの方法でも、保存されるファイルは同じです。
iPhoneの画面録画に時間制限はありません。録画が止まるのは、自分で停止したとき、ストレージの空きがなくなったとき、バッテリーが切れたときです。1080pの画面録画は1分あたりおよそ40〜70MBなので、長時間録画するとストレージがすぐに埋まります。
03 音声
画面録画の「音」には、まったく別の2種類があります。この2つを混同していることが、音のない動画になってしまういちばんの原因です。
1つ目はアプリの音声、つまりゲームや動画、音楽など、iPhone自体が鳴らしている音です。これは自動的に録音されます。何かをオンにする必要はなく、着信/サイレントスイッチで消音にしていても録音されます。影響するのはメディアの音量で、録画中に音量がゼロだった場合は、録画も無音になります。
2つ目は、マイクから入る自分の声です。こちらは初期設定でオフになっていて、録画のたびに開始前にオンにしておく必要があります。ナレーションなしで録画されてしまうチュートリアルが多いのはそのためです。
オンにするには、コントロールセンターを開いて録画ボタンを長押しします(タップではなく長押し)。パネルが開き、下部に「マイク」ボタンが表示されます。これをタップして赤くし、「オン」と表示された状態にしてから、同じパネルの「収録を開始」をタップします。この設定は次回以降も記憶されますが、大事な録画の前には確認しておくと安心です。
04 録画のあと
画面録画は、写真やビデオと同じく「写真」アプリにそのまま保存されます。「写真」を開くと、最新の録画は「最近の項目」の一番下にあります。iOS 16以降には専用のアルバムもあり、「写真」で「アルバム」を開き、「メディアタイプ」までスクロールして「画面収録」を開くと見つかります。
ファイルは画面と同じ解像度で録画された.mp4です。追加のアプリなしでトリミングもできます。「写真」で録画を開いて「編集」をタップし、フィルムストリップの両端にあるハンドルをドラッグしてから「完了」をタップします。元の動画を残したい場合は「ビデオを新規クリップとして保存」を選んでください。
iPhoneから録画を取り出すには、ほかの動画と同じように共有します。AirDropでMacに送る、「ファイル」アプリやGoogle Driveにアップロードする、メッセージアプリで送る、などの方法があります。長い録画はたいていのメッセージアプリで圧縮されてしまうので、画質を保ちたいならAirDropかクラウドへのアップロードを使いましょう。
削除したビデオは「写真」›「アルバム」›「最近削除した項目」に30日間残っています。そこを開いて録画を選び、「復元」をタップしてください。30日を過ぎると、削除前に作成したiCloudまたはパソコンのバックアップがない限り、復元できません。
05 トラブルシューティング
うまくいかない原因は、ほぼすべて次の6つのどれかです。
コントロールセンターにボタンがない
まだ追加していないか、スクリーンタイムで制限されています。追加するには「設定」›「コントロールセンター」、制限を解除するには「設定」›「スクリーンタイム」›「コンテンツとプライバシーの制限」›「コンテンツ制限」›「画面収録」で設定します。
録画が真っ黒になる
DRMで保護された動画を録画していたためです。Netflix、Disney+、Amazon Prime、Apple TV+など、ほとんどの有料動画配信アプリが該当します。これらのアプリは、自社の映像をあらゆるキャプチャから除外するようiOSに指示しています。この挙動を変える設定はなく、配信されている映画を録画することはほとんどの国で著作権侵害にあたります。
数秒で勝手に止まってしまう
原因はほぼストレージ不足です。「設定」›「一般」›「iPhoneストレージ」を確認してください。録画中は空き容量を使い続けるため、iOSはストレージを使い切る前に録画を終了します。数GBの空きを作ってから、もう一度試してください。また、本体が熱くなりすぎた場合も、保護のために録画が止まります。
音が入らない
マイクがオフだった、メディアの音量が下がっていた、アプリが音声のキャプチャを抑止している、のいずれかです。それぞれのケースは上の「音声」セクションで解説しています。
録画が保存されていない
録画中にストレージがいっぱいになったり、強制再起動したりすると、ファイルは失われます。iOSは録画中に少しずつ書き込むのではなく、停止を押した時点でファイルを書き出すためです。まず「写真」›「最近の項目」を、次に「最近削除した項目」を確認してください。
動画がカクつく・画質が悪い
画面録画は本体に大きな負荷がかかります。バックグラウンドのアプリを閉じる、本体を冷ます、「低電力モード」をオフにする、熱くなった本体を充電しながら録画しない、といった対策をしてください。画面の明るさを下げても効果はありませんが、重いアプリを同時にいくつも録画しないようにすると効果があります。
06 基本のその先へ
Appleの画面収録機能は、意図的にシンプルに作られています。ほかの手段が必要になるタイミングがわかるよう、本当の限界をまとめました。
フェイスカムは使えない
iOSで録画できるのは画面かカメラのどちらかで、両方を同時に録画することはできません。隅にリアクションのワイプが入っている動画は、録画後に別のアプリで作られたものです。
トリミング以外の編集はできない
「写真」アプリでできるのは、最初と最後のカットだけです。字幕、ズーム、途中のカットなど、それ以外の編集には編集アプリが必要です。
音声トラックを分けられない
自分の声とアプリの音声は1つのトラックにミックスされるため、あとから片方だけ音量を下げることはできません。
範囲を指定して録画できない
録画されるのは常に画面全体です。切り抜きはあとから行うしかなく、その分解像度が落ちます。
通知も録画される
画面に表示されたものはすべて動画に残ります。共有する予定のものを録画するときは、先に「おやすみモード」をオンにしておきましょう。
ライブ配信はできない
画面収録はファイルとして保存するだけです。iPhoneからTwitchやYouTubeでライブ配信するには、専用のアプリが必要です。
07 録画の前に
自分の画面を録画するのは自由です。ただ、ほかの人を録画するとなると話は別で、iOSはその一部を自動的に制限しています。電話やFaceTimeの通話音声は画面録画から取り除かれ、保護された配信動画は真っ黒になります。
iOSが判断を任せている場面でも、ルールは変わりません。多くの国や米国の州では、会話を録音する前に参加者全員の同意が必要とされており、録画をブロックしないアプリでのビデオ通話もこれに含まれます。有料講座や映画、スポーツのライブ配信を録画することは、どのツールを使ったかに関係なく著作権の問題になります。ほかの人が映るものを録画するなら、いちばん簡単なのは事前に相手に確認することです。
標準の画面収録で録画できるのは画面だけで、同時に自分を撮影する方法はありません。その穴を埋めるのがReaction Camです。まずはいつもどおりiOSでゲームプレイや操作説明を録画し、次にReaction Camを開いてそのクリップを選び、その上に自分の顔と声を一度に重ねて撮影します。
10 よくある質問
特によく聞かれる質問に、きちんとお答えします。
「設定」›「コントロールセンター」で「画面収録」をコントロールセンターに追加し、コントロールセンターを開いて二重丸のボタンをタップします。3秒のカウントダウンのあと、録画が始まります。終了するときは赤いステータスバーをタップし、「停止」をタップします。ビデオは「写真」アプリに保存されます。
ほぼ確実に機能はあります。初期設定ではコントロールセンターにボタンが追加されていないだけです。「設定」›「コントロールセンター」で追加してください。その一覧にも「画面収録」がない場合は、スクリーンタイムの制限で非表示になっています。「設定」›「スクリーンタイム」›「コンテンツとプライバシーの制限」›「コンテンツ制限」›「画面収録」›「許可」で解除できます。本当にこの機能がないのは、iPhone 5と5cだけです。
「設定」›「コントロールセンター」で、追加できるコントロールの一覧までスクロールし、「画面収録」の横にある緑色の「+」をタップします。これでコントロールセンターに常に表示されるようになります。この操作は一度だけで済みます。
アプリの音声は、メディアの音量が上がっていれば自動的に録音されます。自分の声を入れたい場合は、コントロールセンターで録画ボタンをタップせずに長押しし、表示されたパネルで「マイク」をオンにしてから「収録を開始」をタップします。
最も多い原因は、マイクがオフになっていることです。録画ボタンを普通にタップしてもマイクはオンにならず、長押ししたときだけこの項目が表示されます。ほかには、メディアの音量が下がっていた、アプリが音声のキャプチャを抑止している、通話だった(iOSは仕様として通話音声を録画から除外します)、といった原因が考えられます。
画面上部の赤い時刻または赤いバーをタップし、「停止」で確定します。もう一度コントロールセンターを開いて、赤い録画ボタンをタップしても止められます。どちらの方法でも、録画はすぐに保存されます。
「写真」アプリに保存されます。「最近の項目」に表示されるほか、iOS 16以降では「アルバム」›「メディアタイプ」›「画面収録」の専用アルバムにも入ります。
いいえ。Appleは制限を設けていません。録画が終わるのは、自分で停止したとき、ストレージの空きがなくなったとき、本体が熱くなりすぎたとき、バッテリーが切れたときです。実質的な上限はストレージで、1分あたりおよそ40〜70MBが目安です。
どの機種でも手順は同じです。機種による違いはコントロールセンターの開き方だけで、Face ID搭載のiPhone(iPhone X以降のすべて)では画面右上隅から下にスワイプします。
手順は同じですが、コントロールセンターは右上隅から下ではなく、画面下端から上にスワイプして開きます。iOS 11以降を搭載していれば、iPhone 5s以降のすべての機種で画面録画が使えます。
映像は録画できますが、iOSは意図的に通話音声を画面録画から取り除くため、音のない通話の映像になります。これはFaceTimeにも通常の電話にも当てはまります。不具合ではなく意図された制限で、同意なしに通話を録音することは多くの地域で違法です。
Netflix、Disney+、Amazon Prime Video、ほとんどの有料動画配信サービスはDRMを使っており、自社の映像をあらゆる画面キャプチャから除外するようiOSに指示しています。録画自体は行われますが、その部分は真っ黒になります。これを変えられる設定やアプリはなく、配信されている映画を録画することはほとんどの国で著作権侵害にあたります。
はい。メッセージのプレビューも含め、画面に表示されたものはすべて動画に残ります。共有する予定のものを録画するときは、先に「おやすみモード」か「集中モード」をオンにしておきましょう。
標準の画面収録ではできません。iOSで録画できるのは画面かカメラのどちらかで、両方同時には録画できません。フェイスカムを入れたい場合は、まず画面を録画し、別のアプリでその映像に重ねて自分を撮影します。
できません。画面収録は表示されている内容をそのまま記録する仕組みのため、画面がロックされると録画は止まります。画面をオフにして音声だけを録音したい場合は、「ボイスメモ」アプリを使いましょう。
「写真」で録画を開いて「編集」をタップし、フィルムストリップの両端にあるハンドルを残したい部分までドラッグして、「完了」をタップします。トリミング前の元の動画も残したい場合は「ビデオを新規クリップとして保存」を選びます。
30日以内なら復元できます。「写真」›「アルバム」›「最近削除した項目」で録画を選び、「復元」をタップしてください。30日を過ぎると、削除前に作成したiCloudまたはパソコンのバックアップから復元するしかありません。
ディスプレイと同じ解像度とフレームレート(機種によっては1080p以上)で録画され、変更する設定はありません。ファイルを小さくしたい場合は、普通に録画してからあとで圧縮してください。
はい。あとで編集する予定があるなら、こちらのほうがおすすめです。iPhoneをケーブルでMacに接続してQuickTime Playerを開き、「ファイル」›「新規ムービー収録」を選びます。録画ボタンの横にある矢印をクリックし、カメラとマイクの入力にiPhoneを選択してください。赤いステータスバーが入らないきれいな録画が、Macに直接保存されます。
はい、手順はまったく同じです。「設定」›「コントロールセンター」で追加し、Face ID搭載のiPadは右上隅から下に、ホームボタンのあるモデルは画面下端から上にスワイプしてコントロールセンターを開きます。
いいえ。それは10年前の情報です。iOS 11より前は標準の録画機能がなく、脱獄が唯一の方法でした。2017年以降、サポート対象のiPhoneはすべて標準機能で画面を録画できます。今、脱獄しても、セキュリティと保証を失うだけです。
いいえ。AppleはSafariのWebページに画面キャプチャへのアクセスを許可しておらず、iOSのブラウザはすべて内部でAppleのエンジンを使う必要があるため、iPhoneではどのブラウザでも使えません。当サイトのようなブラウザ型の録画ツールはパソコン専用です。iPhoneでは、標準の画面収録を使うのが正解です。